その痛み、本当に断裂が原因ですか?
画像引用元:肉離れとは-症状や肉離れと見分けが難しいものは? | メディカルノート
「全治3週間」
「復帰には1ヶ月以上」
肉離れと診断された方の多くが、不安な気持ちで来院されます。
しかし、実際には肉離れと診断された方の10人に9人は、肉離れではないというのが、当院で多数の肉離れを診てきた経験による現場の実感です。
当院では、誤診されやすい「肉離れもどき(偽肉離れ)」と「本当の肉離れ」、そのどちらも「ゆらし療法」を用いて、最短1回の施術で痛みを改善させています。
本当の肉離れとは?
肉離れとは、筋肉が急激に引き伸ばされながら収縮することで、筋繊維が断裂する状態です。多くはハムストリングスやふくらはぎに発生します。
- 激しい痛み
- 内出血
- 触って明らかにわかる凹み
といった、以下の写真ような症状が見られるのが本当の肉離れの特徴です。
しかし、実際にはこれらの所見がまったく見られないのに「肉離れ」と診断されているケースが非常に多くあります。
当院は、そのどちらの症状にも対応しており、施術にて速やかに痛みを改善させております。
痛みの正体は「筋肉の緊張と体の反応」
筋肉が部分的に損傷した場合、体はその部分を守ろうとして、周囲の筋肉を強く緊張させる防御反応を起こします。
この防御反応による筋緊張や、損傷による局所の歪みこそが痛みの本質です。
冷やすだけ・安静にするだけでは治りません
「とりあえずアイシング」
「とにかく安静」
そう指導されていませんか?
確かに、ケガ直後の初期対応としてのアイシングには意味があります。
特に肉離れでは、損傷した筋肉からの出血(内出血)を抑える目的で、初期に冷やすことは有効です。
内出血は炎症を長引かせる原因にもなりますし、周囲の細胞にも悪影響を与えるため、ここをコントロールする意味では大切です。
しかし、「とりあえず冷やす」を何日も続けるのは明確に間違いです。
冷やし続ければ血流が悪くなり、筋肉はどんどん硬くなります。
すると、せっかく回復しようとしている体の自然治癒力が妨げられてしまうのです。
感覚が鈍ることで「痛みが和らいだ」と感じるかもしれませんが、それは単に神経が麻痺しているだけで本質的な回復にはつながっていません。
人の身体は炎症を起こして治ろうとしている
風邪のときに熱が出るのと同じで、炎症は自然治癒力が働いている証拠であり、それを無理に抑え込みすぎては、逆に回復を遠ざけることになるのです。
安静にしすぎることも回復を遠ざける理由
もう一つ、誤解されがちなのが「安静がいちばんの薬」という考え方。
もちろん、ケガ直後は一定の安静が必要です。
しかし、出血が落ち着いた後は、「動かしながら回復させる」という視点が極めて重要になります。
人の体は動かさないと衰えます。
筋肉は使われないとすぐに弱り硬くなります。
過度に安静を続けると、治るはずの期間が延びてしまうばかりか、回復してからのリハビリにも時間がかかってしまうのです。
当院では、「痛みが引いたからリハビリを始める」ではなく、「回復と同時にリハビリも始まっている」という視点で施術を行います。
回復を促すカギは「ゆらし療法」
当院が行っている「ゆらし療法」は、こうした誤解に満ちた処置に対して、まったく新しいアプローチです。
① 筋肉の緊張をやさしく緩め、痛みを和らげる
肉離れの痛みは、筋肉が緊張しすぎていることによるものがほとんどです。
ゆらし療法では、手で優しく筋肉に触れ、心地よく揺らすだけ、強い刺激や押圧は一切使いません。
防御反応を起こさないため、筋肉が自然と緩み、痛みもスッと消えていきます。
② 血流を促進し、傷ついた組織の修復を後押し
筋肉の損傷は、いわば体の中の切り傷、その回復には、血液が酸素と栄養を届けることが不可欠です。
ゆらしによって緊張がゆるむと、滞っていた血行が改善され、傷ついた組織の再生がぐんと早まります。
③ リハビリを短縮、数日で回復も
「肉離れは全治3週間」と言われるのが一般的ですが、当院では実際に3〜4日で通常生活に戻っています。
来院時に松葉杖を使っていた方が、その場で手に持って帰るほどの変化も珍しくありません。
よくある治療との違い
一般的な治療
- アイシングや安静による自然治癒待ち
- テーピングや包帯で固定
- リハビリまで含めて回復に1ヶ月以上
当院の施術
- 痛みの原因をその場で判定し、すぐに施術で解決へ
- テーピングや包帯は使いません
- リハビリ不要のまま、最短1回〜数回での回復が可能
まとめ
当院の「ゆらし療法」なら、本当の肉離れも肉離れでも、施術でその日のうちに改善が可能です。
「ゆらし療法」で筋緊張を解除し、血流を促進すれば自然治癒力が最大限に発揮されます。
もし現在の治療に不安があるようでしたら、セカンドオピニオンをおすすめします。