和歌山市園部、大阪男子サッカー部員の肉離れ治療

改善事例 肉離れ

全治3週間と診断された肉離れを2週間で完治。

和歌山市園部在住、大阪のサッカー部に所属する男子高校生。

近所の整骨院では「ふくらはぎが張っている」からと患部をマッサージされましたが悪化。

その後、整形外科を受診した際に内出血が確認され「肉離れで3週間安静」という診断を受けたそうです。

屈伸は深くできず、歩く時も痛みがある状態、もちろんボールは蹴れません。

2週間後には選手権予選が始まるので、それまでに治したいそうです。

親御さんがネット検索で見つけてご来院。

肉離れ治療に対する考え

「冷やす・安静」が回復を妨げる

「肉離れには冷やして安静」という常識が広く浸透していますが、当院はこれが回復を遅らせているケースがあると考えています。

1.アイシングについて

肉離れは筋肉の線維が切れることで内出血を起こします。

初期の内出血を抑えるアイシングは有効ですが、必要以上に冷やし続けると血行が悪化し筋肉が硬くなります。

過度なアイシングは、体が傷を治そうとする自然な治癒反応(炎症)を妨げ、結果的に回復が遅れることにつながります。

2.安静の落とし穴

初期の出血が治まったら、次は血行を良くして損傷部位に栄養を届けることが必須です。

しかし、過度な安静は筋肉を衰え硬直させてしまうため、リハビリ(筋力回復)に時間を要し、競技復帰が遅れる要因となります。

肉離れ治療について

当院では強い刺激を一切使わず、0歳から100歳まで安心して受けられる【ゆらし療法】で施術を行います。

「痛い!」と感じるような強い施術は、かえって状態を悪化させる可能性があるからです。

この「ゆらし」が従来の誤解を解き放ち、肉離れの早期回復を促します。

1.痛みの解放

肉離れの痛みの主な原因である筋線維の過剰な緊張を「ゆらし」によって優しく緩めます。

これにより痛みが軽減し、痛みから体を守るための不自然な動作の癖がつくのを防ぎます。

2.組織の再生を助ける血流促進

損傷した筋線維が早くくっつくようにアプローチし、内出血が治まった後は優しく揺らしながら適度な負荷を与えて血行を促進させます。

損傷部位に新鮮な血液と栄養を届け、組織の再生を力強くサポートします。

3.リハビリ期間の短縮

ゆらし療法では筋肉の力を落とすことなく回復を促すため、リハビリの必要がほとんどありません。

通常2~4週間かかる肉離れを3〜4日、長くても2週間程度で回復させています。

完治までの経過

ゆらし療法をおこなった結果、約2週間で完治し選手権への出場も無事に果たせました。

  • 2回目(4日後)
    屈伸が深くまで可能になり、日常生活の支障がほぼ解消。
  • 3回目(6日後)
    軽い運動を再開。体の感覚を取り戻し始める。
  • 4回目(10日後)
    ボールを使った軽い運動を再開。競技感覚を取り戻す。
  • 5回目(13日後)
    痛みゼロ。完全回復し全力でプレーできる状態に。

後日、「全力でサッカーできる!」と喜んでいたと親御さんが教えてくれました。

治療家冥利に尽きます。

まとめ

肉離れは「自然に回復するのを待つケガ」ではありません。

「安静指示をされているが中々改善しない」「どこに行っても同じだ」と諦めているアスリートや親御さんへ心から伝えたいです。

持って生まれた自然な治癒力を最大限に引き出す「ゆらし療法」なら、早期の競技復帰が可能です。

痛みに苦しむ時間を短縮することは、大切な試合や目標を守る近道になると自信を持って言えます。

ずっと安静にしているのに、数週間経っても痛みから解放されていない方は、一度セカンドオピニオンをお勧めします。

カテゴリー
アーカイブ