
「肩が凝るから揉んでもらう」
「痛いからとりあえず痛み止めの薬を飲む」
もし、これらの対処を何ヶ月も、あるいは何年も繰り返しているなら、治療方針を考え直す必要があります。
肩をもんでもらっても、家に帰ったら元に戻っていませんか?
痛み止めを飲んでも、切れたらまた痛くなっていませんか?。
根本的な原因を解決しなければ、ずっと肩を揉んでもらい薬を飲み続けざるを得なくなってしまいます。
肩こりを改善するためには、根本原因に目を向ける必要があるのです。
肩こりの原因は肩ではありません
客観的な事実をお伝えすると、肩こりの原因は「肩」にはありません。
当院の考える肩こりの正体は、筋肉が限界まで「引っ張られ、引き伸ばされている状態」と考えております。
凝っている肩は原因ではなく、負担を受け続けている被害者という考えです。
人間の頭の重さは、体重の約10%(約5〜6kg)あります。
ボウリングの球をイメージしてください。
正しい姿勢であれば、骨がその重みを真下で支えるため筋肉は疲れません。
しかし、スマホやPCの画面を見るために顔が前に出ると、ボウリングの球が前方に落ちそうになります。
それを「落ちてはいけない」と、後ろから必死にロープで引っ張っているのが、首や肩の筋肉です。
つまり、凝って悲鳴を上げている場所は「被害者(肩)」であり、原因(加害者)は別のところにあるということです。
肩を強く揉むことの問題点
「ガチガチだから」と凝っている場所を強く揉んでもらうと、その時は気持ちよく感じるかもしれません。
しかし、強く揉まれ続けると筋肉の繊維が傷つき、どんどん筋肉の質が悪くなってしまいます。
筋肉の質が悪くなると、関節の動かせる範囲(可動域)が狭くなり、結果としてさらに姿勢が崩れていくという悪循環に陥るリスクがあります。
頭が前に落ちている姿勢という原因をそのままにして、引っ張られている筋肉だけをいくら緩めても、立ち上がった瞬間にまた同じ引っ張り合いが始まります。
だから、解決すべきなのは肩を揉むことではなく、頭を本来の正しい位置に戻すことなのです。
当院の肩こり施術
当院では、硬くなった肩の筋肉を力任せに揉みほぐすようなことはいたしません。
また、骨をバキバキと鳴らす強い刺激の矯正も一切行いません。
独自の「RMT(反射運動理論)」に基づき、体全体のつながりから「なぜ頭の位置が前にズレているのか」という根本的な原因を正確に特定します。
つまり、肩ではなく、本当の原因に対して施術を行うということです。
人間の身体には、強い刺激に対して無意識に身を守ろうとする「反射(抵抗)」の仕組みがあります。
ガチガチの肩を強く揉んだり叩いたりするほど、身体が防衛反応を起こして余計に筋肉を硬くしてしまうのはこのためです。
なので当院では、その無意識の抵抗を起こさせないよう、「ゆらし療法」という非常に優しいアプローチを選んでいます。
骨盤や股関節など、頭の位置を狂わせている本当の原因に対して優しく触れ、身体の警戒心を解くように緊張を解放していきます。
引っ張る必要がなくなった筋肉は、その場で自然と本来の柔らかさに戻り、重だるさから解放されます。
再発を防ぐために
当院では施術の際、その整った状態を維持し、再び筋肉が引っ張り合いを始めないための「正しい身体の使い方」や骨盤の立て方を正確にお伝えします。
施術によって土台をリセットし、本人が日常で正しい使い方を再現できるようになること。
この二つが揃って初めて、ぶり返さない状態へと向かいます。
つまり施術だけではなく、身体の使い方まで変えることが再発予防につながるということです。
まとめ
肩こりは、体が発している「これ以上、この姿勢を続けないで」というサインです。
薬で誤魔化したり、揉んで叩いたりするのではなく、原因を見つめ直す必要があります。
湿布やマッサージ、薬を続けても変化が見られないのであれば、それは間違えているということです。
現在の治療方針で改善がみられない場合は、一度セカンドオピニオンをお勧めします。